NECの春モデル NEC LS550/F26をいじり回してみた。
Intelから第3世代のCore iシリーズ "Ivy Bridge"が発売されました。
今月は、各メーカーが新CPUを搭載したノートパソコンを夏モデルとして投入しています。
Ivy BridgeではGPUが強化されています。
その他改良点は多数あるのでしょうが、使い勝手は大して変わらないでしょう。
30%速くなったとか言われても、普通の人は気づくわけがありません。
ちまたではダブルグリスバーガーと言われています。(w
あれだけ本命視されていたのに、この残念感はなんというか…..
というわけで、第2世代のCPUを搭載したNECの春モデルが値下がりしています。
今まで東芝のT451が安かったのですが、NECも追いついてきた感じ。
LS550/F26をいじり回す機会があったので、今回はこれの感想です。
まず、キーボードがいい。
変な配列になっていないし、EnterキーもBackSpaceも普通の大きさで打ちやすいです。
キーボードとテンキーの間の間隔もよろしいです。
マウスは電池と無線LAN子機が付属している無線マウスです。
手の甲が当たる部分が重くなるような感じで、結構しっくりきます。
最上位機種ではないのに、Bru-layドライブ搭載です。
ブルーレイディスクの読み書きが可能です。
Microsoft OfficeはHome & Businessがインストールされています。
EXCLEとWordのほかに、PowerPointが使えます。
プレインストールされているのは32ビット版です。
これは大変よろしい。 64ビット版のOfficeは互換性に難があります。
ディスプレイはグレア液晶なのでツルテカです。
視野角は普通だと思います。
ファンは回っていますが、静かで無音に近いです。
さて、リカバリーディスクを作成してみました。
DVDで3枚、BD-Rだと1枚ですみました。
どちらも作ってみましたが、BD-Rの方が楽ですね。
何もしない状態で動かしてみましたが、規定値の状態だと動作にすこしもっさり感があります。
メモリはできれば足した方がよさそうです。
あとはAeroとか余計な機能を削るとキビキビ動きます。
このノートPCには、4GBメモリーが1枚刺さっています。
メーカー非公式ですが、Sandy Bridgeなら8GBメモリを認識するはずなので、8GBメモリを足しました。
合計12GBで認識して、問題なく動いています。
※メーカーでは4GB X 2 で8GBが最大になっています。
ついでにHDDをSSDに換装してみました。
HDDへのアクセスは超簡単。
バッテリーを付けるところにHDDが見えています。
バッテリーを外して、2本ねじを外して引っ張り出すだけです。
HDDにはフィルムが張り付いています。
コネクターと反対側の、テープで貼付けされている部分を丁寧に取り外します。
このフィルムはHDDを取り外すときに引っ張る事になるので、破いてしまうと大変です。
ここは慎重に作業する必要があります。
今回付けてみたのはCrucial m4 256GB のSSDです。 CT256M4SSD2という型番でした。
ファームウェアは0309にアップデートされています。
現在は000Fが公式ページにあるので、これを適用しました。
適用方法は簡単で、公式ページからダウンロードしてプログラムを起動するだけ。
勝手に再起動してファームウェアをアップデートしてくれます。
SSD+12GBのメモリの威力は抜群で、起動とかWindowsUpdateなども速すぎて笑ってしまいます。
CrystalDiskInfoで計測すると、このSSDに換装した結果とほぼ同じ速度が出ています。
キーボードも打ちやすいですし、メモリを増設するくらいで快適に使えるノートPCなので、これはお勧めです。
LL770/F26も仕様はほぼ同じで、CPUがi7になっています。
値段差が許容範囲ならLL750/F26もお勧めします。