File record segment xxxx is unreadable で止まる
突然修理の依頼がやってきました。
ノートパソコンの画面が固まったので、ACアダプタを抜いて、バッテリーをズコッと引っこ抜いたとの事。
そして、再起動したら何やら英語でズラスラ表示されて、固まっているいうことです。
なんと恐ろしいことを…….orz
とりあえず電源を入れてみるとチェックディスクが走ります。
ステップ 1/1の途中までは順調に動きますが、あるところに来ると表示されているパーセントの数値が動かなくなり、
File record segment XXXXX is unreadable
と表示されて、HDDへのアクセスがピタッと止まってしまいます。
しばらく待ってもアクセスしている様子はありません。
電源を長押しして再起動すると、またチェックディスクをしようとするので、何でもよいのでキーを押してキャンセルします。
そうするとWindowsXPが普通に立ち上がっています。
う~~ん。
システム以外のどこかにBad sectorできたか?
起動時にチェックディスクをしないようにするには、DOSプロンプトから
chkntfs /x C:
とコマンドを打ち込みます。
今度は再起動してもチェックディスクが走らず、普通にWindowsXPが起動してきます。
これで一件落着…..では全然ありません。
不良ビットが消えるわけではないので、デフラグなんかはできない。
結局チェックディスクを走らせて不良ビットを消さないとよろしくないわけです。
再度DOSプロンプトで
chkdsk /F C:
とコマンドを入力して、再起動させてチェックディスクを走らせます。
しかし、同じところでエラー……だめだこりゃ。
こうなったら外付けしてチェックディスクしてやる!!
ノートパソコンからHDDを抜き出して、外付HDDケースに入れて、Windows7のパソコンにUSBで接続します。
そうしたら、WIndows7が 「チェックディスクしなさい」 と表示します。
「不良セクターをスキャンし、回復する」にもチェックを入れて実行。
待つこと……8時間。
300GBのHDDのスキャンが終わりました。
HDDをノートに戻し、起動するとWindowsは問題なく立ち上がってきます。
CrystalDiskInfoは”注意”になっています。
代替処理保留中のセクタ数が 1 になっとる。
まぁ、これは今回の事故では仕方ないですね。
というか、HDDのアクセスランプがついている時に電源は切らないこと!!