Cドライブの空き容量を増やす方法、そして圧縮機能は使っちゃいけない
ドライブの空き容量が少なくなってきた事に気づきます。
そして、WindowsXPやWindows7にはドライブ圧縮機能があります。
ドライブのプロパティを見ると、
”このドライブを圧縮してディスク領域を空ける”
というチェックボックスがあります。
これにチェックしてはいけません。
”写真”、”音楽ファイル”、”動画”は元々圧縮されているので、これらには全く効果がありません。
大体空き容量が無くなる原因はこういった大容量ファイルなので、思ったほど空き容量は増えないのです。
そしてドライブを圧縮すると、ファイルの読み書きが遅くなります。
圧縮したファイルを解凍してから使い、保存するときは圧縮することになるからです。
やはり怖いのは、トラブルが発生したときにリカバリが困難になることです。
その他にもファイルが壊れる可能性があるだとか何とか…..良いことがないんです。
さらに最近お客様のところでトラブルが発生してわかったことですが、
SQLServerが圧縮するドライブにインストールされている場合、ファイルが壊れることがあります。
”B2"というクロネコヤマトの送り状発行ソフトが、これで動かなくなってしまいました。
圧縮解除しても直りません。
結局ソフトを再インストールすることになってしまいました。
ドライブの空き容量を増やす方法としては
1. ブラウザのキャッシュを削除する。
ブラウザのメニューから削除します。
2. システムのTempファイルを削除する。
”C:\WINDOWS\Temp”がシステムのテンポラリファイルの場所です。
3. システムの復元ポイントの容量を減らす。
これが数GBの容量を取っている事があります。 減らすと空き容量が増えます。
4.Windows Updateの不要ファイルを削除か移動
”C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\Download”の中を削除します。
ここまでやると、数ギガバイト空くと思います。
ちなみに、これはWindowsXPで使える、ちょっと危険というか、後戻りできなくなるけども空き容量を増やす方法。
不要ならやらない方が良いです。
詳しい説明はこちらにありますが、”自己責任でお願いします”という方法です。
5. Windows Updateでインストールされた修正プログラムのアンインストール情報を削除
”C:\WINDOWS"直下にある$から始まるフォルダを削除します。
無理して必要なファイルを消して動かなくなるのも困るので、1~3位までやって空き容量が増えたらそこまでにしておいた方が良いと思います。
5年くらい使っているパソコンなら、内蔵のHDDを交換した方が、苦労して空き容量増やすより楽ですけどね。