LimeSurvey 1.92を使ってみた
さて、前回の続きでLimeSurveyの最新バージョン 1.92 のbuild120909を使ってみました。
とかいって、今見てみたら…build120919がでてるし(´Å`)
インストール方法は以前と全く同じなので割愛。
日本語の変更方法も…以下同文。
アンケート内容は前のバージョンをエクスポートしておいて、今回の新しいバージョンにインポートしたら、同じアンケートができました。
さてさて、前回書き忘れましたが、ユーザー登録では姓、名、メールアドレス以外にオプションで項目を追加できます。
アンケートのトークン管理で「追加属性フィールドの管理」という機能があります。
ここでフィールドを追加して名称を付けておきます。
アップロードするユーザー一覧のCSVにattribute_1、attribute_2といった項目を後ろに付けて、ユーザー一覧に情報を付加しておくころで、一覧に属性を入れておくことが可能になっています。
今回お客様から頂いた要望は、ユーザー毎にある属性を付けて、その値を初期値として表示できないかというものでした。
これが1.92ではできるようになっています。
いくつかの質問タイプ(日付とかチェックボックスとか)で初期値を {TOKEN:ATTRIBUTE_2} と書いておくと、ユーザーの属性のattribute_2が初期値として表示されます。
全部の質問タイプでは試していませんが、日付、自由回答のテキストボックスではユーザーの属性が初期値設定できます。
初期値で属性を設定できない項目もあります。
例えばリストボックス(ドロップダウン)は初期値にはリストにある値しか選べません。
でも、実は属性を初期値にできます ( 'o')
テーブルに直接書込めば!!
1.92では、【defaultvalue】というテーブルがあります。
初期値を設定すると、ここに値が保存されます。
なので、値を{TOKEN:ATTRIBUTE_2} に書き換えて、ユーザーの属性、attribute_2にリストの「リストコード」に該当するコードをセットしてあると初期値がattribute_2の値になります。
チェックボックスでは、この値にトークンの属性を設定しても動きません。
ソースを全然見てないので分かりませんが、他にも属性設定できないけど”実はできる”質問タイプがあるかもしれません。
メールの送信テストなども、ただいまテスト真っ最中です。
検索すればLimeSurveyに関する情報はそれなりに出てきますが、お勧めなのはこことかここです。
一部英語の所もありますが、そんなに難しくないし…無理ならgoogle翻訳に頑張ってもらえば大丈夫だと思います。