さくらVPSにmod_pagespeedを導入してconcrete5を使ってみる
googleがmod_pagespeedというwebサイトを最適化するApache用のモジュールを公開しています。
これは何なんだ? という方は、こちらに解説がありますので、読んでみてください。
このツールはgoogleのここからダウンロードすることができますし、インストールの方法も書いてあります。
CentOSの場合、wgetでリンク先のファイルを取ってきて、rpmでインストールするだけ。
conf.dディレクトリに2つ設定ファイルができるので、httpdを再起動すれば設定ファイルを読み込んでmod_pagespeedが有効になります。
mod_pagespeedとconcrete5を使った場合に問題があるのか調べてみると、
ModPagespeedDisableFilters trim_urls
にしなさいというページがいくつはヒットしました。
現在のバージョンはtrim_urlsはOFFになっているので、これは設定する必要はないみたいです。
ModPagespeedDisallow */concrete/js/*
は入れておいた方がよさそうなので、pagespeed.confの
<IfModule pagespeed_module>
</IfModule pagespeed_module>
の間に1行追加しておきました。
全部チェックしわけではないですが、mod_pagespeedを有効にしたあとでconcrete5を使ったサイトを表示してみたところ問題なさそうです。
このモジュール、http://xxxxxx/mod_pagespeed_statistics
にアクセスすると、どれくらい最適化されたのか結果が表示されるようです。
しかし、pagespeed.confにはAllow from localhostと書いてあるので、外部からは見れません。
この部分を書き換えるという方法もありますが、tertermのポートフォワードを設定して表示させることもできますね。
ところが、今度はconcrete5のmod_rewrite設定が有効になっているので表示されません。
RewriteRule ^/mod_pagespeed_statistics – [L]
をRewriteBaseの次の行に追加して、/mod_pagespeed_statisticsはリダイレクトさせないようにしたら表示できるようになります。
結果として速くなったかというと…気持ち速くなった…かも。
測定してないので、よくわからんです。
Nginx用のモジュールもngx_pagespeedAというものがgithubにありますね。
まだアルファー版ですけど。